TOEIC(トーイック)の受験を検討しているが、実際にどういうメリットがあるのか分からないという人も多いのではないでしょうか?
この記事ではTOEICを受験するメリットについて以下の内容で紹介します。
- TOEICの受験で得られるメリット
- TOEICの基本情報
- TOEICのおすすめの勉強法
- TOEICで何点を目指せばいいかの目安
- TOEICのスコアを効率よく上げる方法
この記事で、TOEICの受験へ向けた勉強のモチベーションが高まれば幸いです。
TOEICの受験はメリットだらけ!
TOEICを受験することで得られるメリットは数多くあります。
英語学習者にとって、TOEICは単なるテストではなく、自分の成長を実感できる重要なツールともいえるでしょう。
この章では、TOEIC受験の主なメリットを3つの観点から詳しく解説します。
- 英語の基礎力が着実に鍛えられる
- 自分の英語力を明確に数値で把握できる
- 実際のビジネスで使える英語スキルが身につく
英語の基礎力が鍛えられる
TOEIC対策を通じて、英語の土台となる基礎力が確実に上がります。
特に、TOEICの学習では日常的によく使われる単語や表現を覚える機会が多いため、実用的な英語力の向上が期待できます。
また、時間制限がある中で問題を解く練習にもなるので、英語を素早く理解する力も身につくでしょう。
これらの能力は、TOEICを受験する際に限らず、英語を使った実際のコミュニケーションでも役立ちます。
自分の英語力を明確に数値化できる
TOEICを受験すると、自分の英語力が明確なスコアとして数値化されます。
TOEICのスコアは以下の範囲で、5点刻みで表示されます。
- リスニング:5点から495点
- リーディング:5点から495点
上記の通り、TOEICのスコアは、リスニングとリーディングの得点を合計した10点から990点の範囲でスコアが表示されます。
一度受験して、自分の現在の英語力を把握できれば、その後の学習計画に役立てられます。
定期的にTOEICを受験すれば、スコアの変化から自分の成長を実感することもできるでしょう。
また、就職活動や転職活動においても、TOEICのスコアは客観的な英語力の証明として活用できます。
ビジネスシーンで使う英語が身につく
TOEICの問題内容は、実際のビジネス現場で使われる英語が中心となっています。
そのため、メールのやり取りや会議中の議論、電話応対など、働くうえで必要な英語表現を学べます。
これらの知識は、将来的に英語を使って仕事をする際に、大いに役立つはずです。
さらに、TOEICで扱われる話題は多岐にわたるため、さまざまな業界や職種に関する表現も自然と覚えられます。
TOEICの基本情報を確認しよう!
ここでは、TOEICの試験概要と、TOEIC試験の5つの種類について解説しています。
- TOEICの概要
- TOEICの5つの種類
TOEICの概要
TOEICは「Test of English for International Communication」の略で、国際的なビジネスシーンで使われる英語力を測定する試験です。
1979年にアメリカで開発され、現在では世界約160か国で実施されています。
日本では年間約245万人が受験しており、就職活動や転職、昇進の際に英語力を証明する手段として広く活用されています。
TOEICの特徴は、なんといっても日常生活やビジネスシーンで実際に使われる英語を重視していることです。
そのため、試験勉強を通して、より実用的な英語力を身につけられます。
TOEICには5種類の試験がある
TOEICは、目的やレベルに応じて異なる5つの試験が用意されています。
- TOEIC Listening & Reading Tests(TOEIC L&R)
- TOEIC Speaking & Writing Tests(TOEIC S&W)
- TOEIC Speaking Test
- TOEIC Bridge Listening & Reading Tests
- TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests
上記の試験は、それぞれ測定する英語スキルや対象者が異なりますので、自分に最適な試験を選びましょう。
ここでは、TOEICの5つの試験それぞれを簡単に紹介します。
TOEIC Listening & Reading Tests(TOEIC L&R)
最も一般的なTOEIC試験で、多くの人が「TOEIC」と呼んでいるのが、「TOEIC L&R」試験です。
「TOEIC L&R」では、リスニング(聞く力)とリーディング(読む力)の2つのスキルを測定します。
試験時間は約2時間で、リスニング45分間(100問)とリーディング75分間(100問)の合計200問に答える形式です。
スコアは10点から990点までの範囲で評価され、企業の採用基準や昇進要件として広く利用されています。
TOEIC Speaking & Writing Tests(TOEIC S&W)
「TOEIC S&W」は、スピーキング(話す力)とライティング(書く力)を測定する試験です。
TOEIC S&Wは、「TOEIC L&R」では測れないアウトプット能力を測定できるため、実際のコミュニケーション力をより正確に把握できます。
スピーキングテストは約20分間で11問、ライティングテストは約60分間で8問に取り組みます。
また、TOEIC S&Wは、試験会場でパソコンとヘッドセットを使用して受験するテストという点も大きな特徴です。
なお、TOEIC S&Wのスコアは合計400点満点です。
スピーキングとライティングがそれぞれ0点から200点の範囲で評価されます。
TOEIC Speaking Test
「TOEIC Speaking Test」は、パソコンを使用して、スピーキング能力のみを測定する試験です。
TOEIC S&Wからライティング部分を除いたもので、約20分間で11問に回答します。
「TOEIC Speaking Test」は、話す力だけを集中的に評価したい場合に適した試験です。
「TOEIC Speaking Test」のスコアは0点から200点の範囲で、発音の明瞭さや語彙の適切さ、文法の正確性などが評価されます。
TOEIC Bridge Listening & Reading Tests
「TOEIC Bridge Listening & Reading Tests」は、英語学習の初心者から中級者向けに設計された試験で、日常生活で活きる「英語で聞く・読む能力」を測定するテストです。
TOEIC L&Rよりも問題数が少なく、試験時間も短く設定されています。
難易度も、少し簡単なレベルの問題が出題されるため、英語に自信がない方でも挑戦しやすくなっています。
試験時間は約1時間で、リスニング25分間(50問)とリーディング35分間(50問)の合計100問です。
「TOEIC Bridge Listening & Reading Tests」のスコアは、30点から180点の範囲で評価されます。
TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests
「TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests」は、英語学習の初心者から中級者向けに設計された試験で、日常生活で活きる「英語で話す・書く能力」を測定するテストです。
「TOEIC S&W」や「TOEIC Speaking Test」と同様に、試験会場でパソコンを使用して受験します。
スピーキングテストは約15分間で8問、ライティングテストは約37分間で9問に回答します。
なお、TOEIC Bridge Speaking & Writing Testsのスコアは合計180点満点です。
スピーキングとライティングがそれぞれ30点から90点の範囲で評価されます。
社会人がTOEICを受験するメリットは?
社会人にとってTOEICは、キャリアアップの強力な武器になります。
多くの企業が英語力の指標としてTOEICのスコアを採用しているため、高スコアを取得することでさまざまな恩恵を受けられるでしょう。
社会人がTOEICを受験する具体的なメリットは以下の通りです。
- 給料アップが期待できる
- 昇進や昇格が期待できる
- 転職に有利になる
TOEICを受験して、これらのメリットを活用することができれば、あなたのキャリアは大きく前進するかもしれません。
TOEICを受験して得られるメリットについて、それぞれの詳細を見ていきましょう。
給料アップが期待できる
TOEICで高スコアを獲得できれば、直接的な収入増加が期待できます。
企業のなかには、一定のスコアを達成することで、資格手当や報奨金が支給される制度が定められている場合があります。
そのほか、ボーナス査定でもプラス評価を受けやすくなるため、実際の収入増加はさらに大きくなる可能性もあるでしょう。
TOEICの勉強に投資した時間と費用を考えても、十分に見合うリターンが期待できそうです。
昇進や昇格が期待できる
管理職への昇進条件として、TOEICのスコアを設定している企業が増えています。
国際化が進む現代では、英語力は必須スキルとして位置づけられているためです。
昇進・昇格が検討される際に、候補者が複数いた場合は、TOEICのスコアによって差がつけられることもあります。
また、英語力を身につけておけば、昇進後の業務でも、より幅広いプロジェクトに参加できるかもしれません。
キャリアの選択肢を広げる意味でも、TOEICは重要な資格といえます。
早めに取得しておけば、昇進のチャンスを逃さずに済むでしょう。
転職に有利になる
転職活動において、TOEICのスコアは強力なアピールポイントになります。
求人票にTOEICスコアの目安を記載している企業もありますが、このような企業には一定のスコアを獲得していなければ応募できません。
特に、外資系企業や海外展開している日本企業では、700~800点以上が求められることが一般的です。
TOEICの高スコアを持っていれば、より条件が良い求人への応募も可能なため、年収アップを実現しやすくなります。
また、面接でも「向上心がある人材」として好印象を与えられる可能性があります。
今すぐの転職を考えていなくても、将来の保険としてTOEICを受験しておく価値は十分にあるといえそうです。
学生がTOEICを受験するメリットは?
学生にとってTOEICは将来の可能性を広げる重要な武器となります。
学生がTOEICを受験する具体的なメリットは以下の通りです。
- 留学を希望する際に有利になる
- 就職活動で有利になる
- 将来のキャリア転換やキャリアアップに役立つ
上記3つのメリットについて詳しく見ていきましょう。
留学を希望する際に有利になる
海外留学を目指す学生にとって、TOEICのスコアは強力な味方です。
海外の大学の多くは、入学審査の際に英語能力の証明を求めており、TOEICはその基準として広く認められています。
特にアメリカやカナダの大学では、TOEIC600点以上のスコアがあると語学研修なしで正規授業を受講できる場合があります。
また、交換留学プログラムでも最低限必要なスコアが設定されることが多く、事前にTOEICで高スコアを取得しておけば選考で優位に立てるでしょう。
留学先での生活や学習もスムーズになり、現地での友人作りにも役立ちます。
就職活動で有利になる
就職活動において、TOEICのスコアは、あなたの英語力を客観的に示す重要な指標となります。
国際化が進む現代では、多くの企業が英語スキルを持つ人材を求めているためです。
実際に、大手企業の多くが採用時にTOEICを要件としており、600~700点以上あればかなり高く評価される実情があります。
また、英語力が求められる部署への配属希望も通りやすくなり、入社後のキャリアの幅が広がるでしょう。
将来のキャリア転換やキャリアアップに役立つ
TOEICで高スコアを取得しておくことは、将来のキャリア形成において、長期的なメリットが期待できます。
たとえば転職を考える際、TOEICのスコアは、業界や職種を問わず評価される資格です。
特に、外資系企業や海外展開している日本企業では、転職・昇進・昇格の際に、一定の英語力が最低限求められます。
また、企業内での海外赴任や国際プロジェクトへの参加機会も増え、より責任がある仕事を任される機会が増えるかもしれません。
さらに、フリーランスや起業を目指す場合でも、海外クライアントとの取引や国際的なビジネス展開が可能になる可能性があります。
一度取得したTOEICのスコアは、生涯にわたって活用できる財産となります。
TOEICは何点からすごい?
TOEICのスコアは、就職活動や転職活動において強力な武器です。
しかし、実際に何点取れば評価されるのか分からない方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、目指す業界や職種によって求められるスコアは大きく変わります。
TOEICで評価されるスコアの目安をまとめると、以下のようになります。
- 履歴書に書くなら600点以上:
企業から一定の英語力があると認められるライン - 高い英語力をアピールするなら730点以上:
国際的なビジネスシーンで通用する実力を証明 - 外資系企業を目指すなら800点以上:
グローバル企業で即戦力として期待される水準
履歴書に書くなら600点以上
TOEICの600点は履歴書に記載する最低ラインです。
TOEICで600点以上のスコアを獲得していれば、多くの企業から「英語ができる人材」として認められます。
実際に、一般企業の求人で、「TOEIC600点以上」を条件にしているケースもよく見られます。
このスコアがあれば、日常的なコミュニケーションが取れる英語力があり、簡単なビジネス英語も理解できるレベルです。
業務で頻繁に英語を使う職種でなければ、就職活動や転職活動の際に、十分アピールポイントになります。
ただし、TOEICの600点は、あくまで基礎的な英語力を証明するスコアです。
より高い英語力をアピールするためには、650点以上のスコアが望ましいでしょう。
高い英語力をアピールするなら730点以上
TOEICのスコアが730点以上になると、本格的に英語力をアピールできます。
730点以上のスコアは「国際的なビジネスで通用する英語力」の証明になるためです。
実際に、大手企業の多くが海外赴任の基準としてTOEIC730点以上を設定しています。
TOEICで730点以上取れる実力があれば、英語を使った会議への参加や、海外の取引先とスムーズなやり取りが可能です。
英文メールの作成や英語資料の読解も、ある程度スムーズにこなせます。
転職活動などで英語力をアピールしたいと考えている場合は、730点以上のスコアを目指しましょう。
外資系企業を目指すなら800点以上
外資系企業への転職を考えているなら、TOEIC800点以上は必須といえます。
外資系では日常的に英語を使う機会が多く、高度な英語力が求められるためです。
800点以上あれば、ネイティブスピーカーとも対等にコミュニケーションが取れる実力があると認められます。
このレベルになると、複雑なビジネス交渉や専門的な議論にも参加できるでしょう。
英語での資料作成やプレゼンテーションも、自信を持って取り組めるはずです。
TOEIC800点以上のスコアがあれば、外資系企業だけでなく、海外展開を積極的に行う日系企業でも即戦力として期待されます。
TOEIC800点以上は、キャリアアップの選択肢が大幅に広がるスコアといえるでしょう。
TOEICの勉強法は?
TOEICで高スコアを取るには、効率的な勉強法を知ることが大切です。
ここでは、以下のステップで勉強に取り組むことをおすすめしています。
- 自分の英語力を把握して目標スコアを決める
- 目標スコアに応じた勉強方法を実践する
- 英語の勉強を習慣化する
ぜひ、自分の勉強法に取り入れてみてください。
自分の英語力を把握して目標スコアを決める
TOEIC対策を始める前に、まずは現在の英語力を知る必要があります。
まずは模擬テストや過去問を使って、今のスコアを測定してみましょう。
自分の現在の実力が分かれば、「今後どこまで英語力を伸ばしたいのか」「そのためにどの部分を重点的に勉強するべきか」という目標や勉強の指針を立てやすくなります。
ただし、最初の目標スコアは、現実的に達成できそうな数値に設定しましょう。
現在400点の人が、いきなり900点を目指すのはハードルが高く、意欲を削ぐことにもつながりかねません。
まずは100〜200点アップを目標にして、段階的にスコアを上げていきましょう。
目標スコアに応じた勉強方法を実践する
目標スコアが決まったら、そのレベルに合った勉強法を選びます。
目標スコアが600点未満である場合は、基本的な英単語と文法の習得が最優先です。
一方、600点以上のスコアを狙う場合は、より応用的な部分で、リスニング力の強化とリーディングスピードの向上が重要になります。
800点以上の高得点を目指す人は、さらに高度な単語力と短い時間で内容を理解できる能力が必要でしょう。
自分のレベルに合わない勉強法を続けても、時間の無駄になってしまいます。
現在の実力と目標に応じて、最適な学習方法を選択することが成功の鍵です。
焦らず、着実にスコアアップを狙っていきましょう。
英語の勉強を習慣化する
TOEICのスコアアップには、継続的な学習が欠かせません。
語学を習得するには、日常的にその言語に触れて、少しずつ慣れていくことが大切です。
週末だけまとめて勉強するより、少しずつでも毎日続ける方が成果は出やすいでしょう。
通勤時間にリスニング問題を聞いたり、昼休みに単語帳を見たりするだけでも構いません。
大切なのは、英語に触れる時間を毎日作ることです。
最初は15分程度から始めて、慣れてきたら徐々に時間を延ばしていく形でもよいでしょう。
無理をせず、自分のペースで着実に続けることが習慣化の秘訣です。
TOEICのスコアを上げるにはオンライン講座がおすすめ!
TOEICのスコアアップを目指すなら、オンライン講座の活用が最適です。
市販の参考書を購入する独学や通学型スクールと比べて、オンライン講座には多くのメリットがあります。
この章では、オンライン講座がTOEICの学習に向いている理由を詳しく解説します。
- 時間や場所を選ばずに学習できる
- 個人のレベルに合わせた学習プランが組める
- 豊富な問題演習で実践力が身につく
時間や場所を選ばずに学習できる
オンライン講座の最大の魅力は、いつでもどこでも学習を進められることです。
通勤電車の中や昼休み、寝る前のちょっとした時間など、生活の隙間時間を有効活用できます。
仕事や家事で忙しい社会人にとって、決まった時間にスクールに通う必要がないのは大きなメリットといえます。
スマートフォンやタブレットがあれば、外出先でも気軽に勉強を続けられるため、継続的に勉強しやすい環境にできます。
個人のレベルに合わせた学習プランが組める
オンライン講座では、受講者一人ひとりの現在のスコアや目標に応じた学習コースが用意されています。
そのため、TOEIC学習の初心者から上級者までのすべての人が、自分に最適なレベルから始められるということです。
多くのサービスでは診断テストを受けることで、弱点分野を明確にし、苦手分野を重点的に学習するプランを提案してくれます。
無理のないペースで、着実にスコアアップを目指せる点がオンライン講座の魅力です。
豊富な問題演習で実践力が身につく
オンライン講座の多くは、本番のTOEICテストと同形式の問題を大量に収録しています。
リスニングとリーディングの両分野で、実際の試験に近い環境での練習が可能です。
問題を解いたあとは、詳しくわかりやすい解説を確認でき、間違えた問題は何度でも復習できます。
反復学習により、TOEICで求められる解答スピードと正確性が自然と身につくでしょう。
模擬テスト機能を使えば、本番前の実力チェックもできて安心です。
TOEICのメリットを理解して目標スコア到達を目指そう!
この記事で紹介した、TOEICを受験することで得られる主なメリットは以下の通りです。
- 就職・転職活動で有利になる:
多くの企業がTOEICスコアを英語力の判断基準として活用している - 昇進・昇格のチャンスが広がる:
企業内での評価や海外赴任の選考基準として使われるケースが多い - 自分の英語レベルを客観的に把握できる:
990点満点の明確な数値で現在の実力を知ることができ、学習計画も立てやすくなる - 英語学習のモチベーション維持につながる:
定期的な受験により目標設定が明確になり、継続的な学習習慣が身につきやすい
これらのメリットを最大限活用するためにも、まずは自分に適した目標スコアを設定することが大切です。
現在の英語力と将来の目標を踏まえて、無理のない範囲で、できる限り継続可能な学習計画を作成し、着実にスコアアップを目指しましょう。

